平成19年12月期 決算短信
平成20年2月15日上場会社名 サッポロホールディングス株式会社 上場取引所 東 札
コード番号 2501 URL http://www.sapporoholdings.jp 代表者 (役職名)取締役 社長 (氏名)村上 隆男
問合せ先責任者 (役職名)取締役 経営戦略部長 (氏名)上條 努 TEL (03)5423-7407
定時株主総会開催予定日 平成20年3月28日 配当支払開始予定日 平成20年3月31日 有価証券報告書提出予定日 平成20年3月31日
(百万円未満切捨て) 1.平成19年12月期の連結業績(平成19年1月1日~平成19年12月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
19年12月期 449,011 3.2 12,362 43.5 8,118 38.6 5,508 135.6 18年12月期 435,090 △4.1 8,612 △16.4 5,857 △11.3 2,338 △35.6
1株当たり 当期純利益
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益
自己資本 当期純利益率
総資産 経常利益率
売上高 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
19年12月期 14.10 13.76 4.6 1.4 2.8
18年12月期 6.38 5.88 2.1 1.0 2.0
(参考)持分法投資損益 19年12月期 △132百万円 18年12月期 △49百万円 (2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
19年12月期 561,858 125,189 22.3 319.07
18年12月期 589,597 113,495 19.2 300.13
(参考)自己資本 19年12月期 125,135百万円 18年12月期 113,493百万円 (3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による キャッシュ・フロー
投資活動による キャッシュ・フロー
財務活動による キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
19年12月期 30,690 △13,495 △19,568 5,881
18年12月期 28,588 △54,414 9,351 8,282
2.配当の状況
1株当たり配当金 配当金総額
(年間)
配当性向
(連結)
純資産配当 率(連結)
(基準日) 中間期末 期末 年間
円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
18年12月期 - 5.00 5.00 1,890 78.3 1.7
19年12月期 - 5.00 5.00 1,960 35.5 1.6
20年12月期(予想) - 7.00 7.00 - 21.4 -
3.平成20年12月期の連結業績予想(平成20年1月1日~平成20年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、中間期は対前年中間期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
1株当たり 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
中間期 208,000 △1.6 △1,000 - △2,700 - 6,900 - 17.59 通期 449,200 0.0 13,500 9.2 9,200 13.3 12,800 132.4 32.64
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信 4.その他
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) 無
(2)連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更(連結財務諸表作成のための基本となる重要な 事項の変更に記載されるもの)
① 会計基準等の改正に伴う変更 有
② ①以外の変更 無
(注)詳細は、25ページ「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。 (3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 19年12月期 393,971,493株 18年12月期 379,617,498株
② 期末自己株式数 19年12月期 1,785,996株 18年12月期 1,458,776株
(注)1株当たり当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、36ページ「1株当たり情報」をご覧 ください。
(参考)個別業績の概要
1.平成19年12月期の個別業績(平成19年1月1日~平成19年12月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
19年12月期 5,462 9.3 1,906 0.0 2,970 △8.7 2,019 - 18年12月期 5,000 58.0 1,906 135.4 3,252 43.1 △958 -
1株当たり 当期純利益
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
19年12月期 5.17 -
18年12月期 △2.62 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
19年12月期 342,614 129,558 37.8 330.35
18年12月期 357,713 123,185 34.4 325.75
(参考)自己資本 19年12月期 129,558百万円 18年12月期 123,185百万円
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記の予想の前提条件その他の関連する事項については、添付資料の6~8ページを参照下さい。
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
1.経営成績
(1)経営成績に関する分析 (a)当期の概況
① 全般的概況
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
平成19年12月期 449,011 12,362 8,118 5,508
平成18年12月期 435,090 8,612 5,857 2,338
増減率(%) 3.2 43.5 38.6 135.6
当期の日本経済は、企業業績は比較的堅調に推移しているものの、個人消費の伸びは鈍化し、景気に減速感が 広がっています。また後半では、アメリカのサブプライムローン問題の影響を受け、為替や株価、原油価格等に 急激な変動が生じてきており、先行きが不透明な状況になっています。
当社グループ各社が事業を展開している酒類・飲料・外食業界においては、多くの「食品偽装」問題の発覚も あり、食の安全・安心に対する企業の姿勢が一層問われることとなりました。また、原料・資材コストが上昇傾 向にあることに加え、伸び悩む総需要の中で企業間競争がより激しさを増し、企業収益を圧迫する状況が生じて います。
一方、不動産業界では東京都心部のオフィス需要は旺盛で賃料水準の上昇傾向は続いていますが、地方におい ては供給過多の状況も生まれており、地域間格差が広がってきています。
このような状況の下、当社グループでは平成18年にスタートした中期経営計画の2年目として、「グループ の収益構造改革をスピードアップし、将来に向けた持続的成長を促進する」ことを目指しました。
収益構造改革に関しては、昨年に引き続き、あらゆる面においてコスト構造の見直しを行い、上昇する原料・ 資材コストの影響を企業努力により最小限に抑えることができました。
将来の持続的成長に向けては、酒類・飲料事業において高付加価値商品の発売を行ったことや、参入2年目を 迎えた焼酎事業、カナダにおける酒類事業も順調に推移しました。また、不動産事業においても、グループが保 有する不動産の開発が順調に進むなど、成長の芽は多くの分野で育っています。
当期における当社グループの連結業績は次の通りです。
売上高
酒類事業においては、国内酒類事業における発泡酒の売上数量減はありましたが、当期より連結したカナダ・ スリーマン社の売上寄与を含む国際酒類事業の伸長により売上高は増加しました。一方、飲料事業は不二家ブラ ンドの飲料商品の売上数量減が大きく、大幅な減収となりました。
外食事業・不動産事業は堅調に推移し、その結果、連結売上高は4,490億円(前期比139億円、3%増) となりました。
営業利益
国内酒類事業は、売上数量の減少に加え、原料・資材コストの上昇がありましたが、生産の効率化や販売促進 費を中心としたコスト削減を行い、増益を確保することができました。また、国際酒類事業においてもスリーマ ン社の利益が加わったことから、酒類事業全体で大幅な増益となりました。
飲料事業は、運搬費・販促費等のコスト削減や営業取引の見直し等を行い利益改善に努めましたが、売上数量 の減少及び原料・資材コストの増加をカバーすることができず、減益となりました。
外食事業は、新規出店コストの増加や採用難に伴う人件費の増加はありましたが、新規出店による売上増に加 え、既存店の売上も引き続き好調に推移したことから、増益となりました。
不動産事業は、首都圏物件における高稼働率維持や賃料改定の効果に加え、前期・当期の開発物件の売上が寄 与し、増益となりました。
以上の結果、連結営業利益は123億円(前期比37億円、44%増)となりました。
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信 経常利益
M&Aに伴う借入金の期中残高の増加や借入金利率の上昇により、金融収支で11億円の負担増となりました。 以上の結果、連結経常利益は81億円(前期比22億円、39%増)となりました。
当期純利益
酒類事業における大阪工場生産停止決定に伴う臨時償却費や、不動産事業におけるサッポロファクトリー事業 の新会社への譲渡決定に伴う減損損失の計上等がありましたが、法人税等調整額の計上等もあり、連結当期純利 益は55億円(前期比31億円、136%増)となりました。
ROE
平成16年に発行した「円貨建転換社債型新株予約権付社債」の権利行使により自己資本は増加しましたが、 当期純利益が前期比136%増となったことに伴い、ROEは前期の2.1%から4.6%に上昇しました。
② 事業別の概況
売上高(百万円) 営業利益(百万円)
平成19年 12月期
平成18年 12月期
増減率
平成19年 12月期
平成18年 12月期
増減率
酒類事業 343,670 326,419 5.3 7,854 4,183 87.7
(国内) 315,892 321,128 △1.6 6,189 3,798 62.9
(国際) 27,777 5,291 424.9 1,664 385 332.3
飲料事業 52,239 58,730 △11.1 △839 △426 -
外食事業 28,954 26,995 7.3 656 457 43.4
不動産事業 24,147 22,827 5.8 7,073 6,413 10.3
【酒類事業】
〔国内酒類事業〕
国内ビール類市場は、年初から各社が多数の新商品を発売したにもかかわらず、第3四半期まで総需要が停滞 しましたが、第4四半期で盛り返し、年間の総需要は99.7%まで回復したと推定されます。
このような中、当社国内酒類事業は高価格帯ビールにおいて「ヱビスブランド」が前期比18%の伸びを示し、 このカテゴリーでのトップシェアを堅持しました。業務用の樽生についても堅調に推移し、総需要を上回ること ができました。
ワインについては国産・輸入とも総需要の堅調な伸びと輸入ワインの値上げ効果もあり、売上高は前年を上回っ ております。
参入2年目を迎えた焼酎事業も、第1四半期の売上が純増となったことや、下半期の売上も順調であったこと から、25億円の増収となりました。
しかし、発泡酒における売上数量の大幅な減少に加え、新ジャンルにおいて市場環境変化により計画数量を達 成できなかったことから、国内酒類事業全体の売上高は前期を下回ることとなりました。
一方コスト面においては、アルミ缶を中心とする資材や諸原料の価格が上昇し原価高要因となりましたが、工 場生産ラインにおける原価低減策の実施や、広告宣伝費・販売促進費の圧縮、その他全ての部門でのコスト削減 を推進した結果、営業利益においては前期を上回ることができました。
以上の結果、国内酒類事業の売上高は3,158億円(前期比52億円、2%減)、営業利益61億円(前期 比23億円、63%増)となりました。
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
〔国際酒類事業〕
北米のビール市場は、総需要が微増と推定される中で全体としては市場の競争が厳しくなっています。但し、 輸入ビール、クラフトビール等一部のプレミアムカテゴリーの需要は底堅く引き続き伸長しています。北米以外 の市場においても、アジア各国を初め概ねビール市場は拡大しているものと思われます。
その中で、当社はプレミアム市場を初めとして成長する市場に対し積極的な販売活動を行いました。当期は、 新たにカナダのスリーマン社の業績を連結したことの他、サッポロUSA社の売上数量が前期比108%と堅調 に推移し、各国への輸出事業の売上数量も前期比117%と伸長しました。
以上の結果、当期の国際酒類事業の売上高は277億円(前期比224億円、425%増)となりました。 また、これにより営業利益も増加し、国際酒類事業の営業利益は16億円(前期比12億円、332%増)と なりました。
【飲料事業】
飲料業界は、好天の影響もあり、年初より堅調な出荷が続きました。大型新商品の発売はなかったものの、ミ ネラルウォーターは昨年に引き続き国産・輸入ともに伸長しました。また、炭酸飲料・茶系飲料の各カテゴリー で主力ブランドにおけるアイテム追加などが貢献し、総需要は前期比104%程度と推定されます。
このような中で、当社飲料事業は「恵比寿茶房」「がぶ飲み」シリーズといった中核ブランドの育成と強化に 取り組み、お客様接点の拡大に努めました。差別性のある商品展開としては、サッポロビール社との共同研究の 成果として「ホップ研究所」を投入、また健康系の重点商品として「クランベリーオリジナル」を軸とした展開 により市場への定着を図りました。しかし、不二家ブランドの飲料商品の減少が大きく、売上数量は前期を下回 ることとなりました。
コスト面においては、運搬費、販促費、自販機コストの削減等に努めてきましたが、売上減少に伴う粗利益の 減少及び原料・資材コストの上昇等をカバーすることはできませんでした。
以上の結果、飲料事業の売上高は522億円(前期比64億円、11%減)、営業損失8億円(前期比4億円 減益)となりました。
【外食事業】
外食業界は、年初よりファーストフード業態が牽引する形で既存店の対前年増が続いていましたが、年の後半 には相次ぐ食品の偽装問題や値上げ報道などによる消費者の外食離れが懸念されるようになり、減速感が強まり ました。また、居酒屋業態では零細企業の廃業が続く一方で、大手居酒屋チェーンも店舗数は増加しているもの の既存店の前年割れが恒常化しています。
このような中で、当社外食事業は料理やサービスの品質向上による差別化に努めるとともに、積極的な新規出 店による売上高の拡大を図りました。
既存店部門では、ビヤホール部門が順調であったことに加えて、「かこいや」などの新業態既存店の売上が高 い伸び率となったことにより、売上高が4年連続の対前年増となりました。
また、新規出店は過去10年間では最も多い出店坪数となる1,384坪12店舗を出店しましたが、これら の出店経費による諸経費の上昇もありました。一方、老朽化し改装や業態転換による回復が見込めない店舗など を6店舗閉鎖しましたので、当期末の店舗数は201店舗となりました。
以上の結果、外食事業の売上高は289億円(前期比19億円、7%増)、営業利益6億円(前期比1億円、 43%増)となりました。
【不動産事業】
不動産業界は、東京都心部を中心にオフィスビルの空室率及び賃料水準の改善傾向が継続し、オフィス賃貸市 場は好調に推移しました。
このような中で、当社の不動産事業は、恵比寿ガーデンプレイスを始め首都圏の既存不動産賃貸事業の高稼働 率を維持したことに加え、入居テナントの賃料アップを実施することができました。また、2006年下期に開 業した開発物件(STRATA GINZA、サッポロファクトリー内フロンティア館他)や、当期開業した開発 物件(仙台・福岡の学生向け賃貸マンション、札幌市のサッポロガーデンパーク周辺における商業用不動産賃貸 施設)が売上高の増加に大きく寄与しました。
以上の結果、不動産事業の売上高は241億円(前期比13億円、6%増)、営業利益は70億円(前期比6 億円、10%増)となりました。
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信 (b)次期の業績見通し
① 全般的見通し
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
平成20年12月期見通し 449,200 13,500 9,200 12,800
平成19年12月期 449,011 12,362 8,118 5,508
増減率(%) 0.0 9.2 13.3 132.4
平成20年は、昨年発表した「サッポログループ新経営構想」に掲げた4つの成長へのグループ戦略を軸に事 業を進めていきます。特に飲料事業、不動産事業においては、昨年合意した戦略的提携先との連携を図り、提携 先のノウハウを活用して、グループが保有する強みの拡大や機能の補完を行うことにより事業のバリューアップ を図っていきます。
また国内酒類事業においては、麦芽・ホップの100%協働契約栽培を中心に、全ての工程において「おいし さ」「安全・安心」を責任を持って追求するとともに、当社技術を活用した「新しい価値」をお客様に提案して いきます。
売上高
酒類事業においては、国内市場では当社の独自価値の提供を中心に収益向上を目指し、国際市場ではカナダに おけるスリーマン社の売上伸長に加え、米国市場においても更なる売上拡大を目指します。外食事業においては、 大型店舗の開店に加え、既存店をさらに活性化することにより増収を目指します。一方、飲料事業は戦略的提携 先と共に事業の再構築を優先すること及び会計処理の変更により売上は減少する見通しであり、不動産事業は資 産の一部譲渡に伴う売上の減少が見込まれています。
以上により、連結売上高は4,492億円(前期比1億円、0%増)となる見通しです。
営業利益
酒類事業においては、国内・海外とも原料・資材コスト上昇の影響はありますが、国内においてはビール類の 価格改定に加え、品種ミックス改善による利益率の向上、さらなるコスト削減の推進により増益となる見通しで す。飲料事業においては、収益率の早期改善への取り組みを推進します。外食事業は売上高の増加に加え、コス ト上昇の抑制を図ることにより増益の見通しです。不動産事業は資産一部譲渡に伴う減益を、既存物件の賃料改 定やコストの効率化等によりカバーし増益となる見通しです。
以上により、連結営業利益は135億円(前期比11億円、9%増)となる見通しです。
経常利益
営業利益の増加により、連結経常利益は92億円(前期比10億円、13%増)となる見通しです。
当期純利益
不動産事業における資産の一部譲渡により特別利益の計上が見込まれることから、連結当期純利益は128億 円(前期比72億円、132%増)となる見通しです。
ROE
当期純利益の増加により、ROEは前期の4.6%から9.8%へ改善する見通しです。
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② 事業別の見通し
売上高(百万円) 営業利益(百万円)
平成20年 12月期
平成19年 12月期
増減率
平成20年 12月期
平成19年 12月期
増減率
酒類事業 351,800 343,670 2.4 8,700 7,854 10.8
(国内) 323,200 315,892 2.3 7,500 6,189 21.2
(国際) 28,600 27,777 3.0 1,200 1,664 △27.9
飲料事業 43,600 52,239 △16.5 △500 △839 -
外食事業 30,100 28,954 4.0 800 656 22.0
不動産事業 23,700 24,147 △1.9 7,400 7,073 4.6
【酒類事業】
〔国内酒類事業〕
国内酒類業界は、飲酒人口の減少や値上げの影響等による総需要の伸び悩みが予想される中で、種類間の競合 関係に変化が出てくることが考えられます。
ビール類市場については、値上げの影響により総需要低下やカテゴリー構成比の変化が予想されますが、機能 系市場、高価格ビール市場については引き続き拡大するものと思われます。
このような中、当社は市場環境の変化、お客様ニーズの多様化に対応したマーケティングを展開し、サッポロ らしい独自価値の提案で収益向上を目指していきます。具体的には、高価格帯のトップブランドである「ヱビス ブランド」の強化、低価格帯での「ドラフトワン」のブランド力強化に加え、健康意識の高まりに対応した機能 性新商品を投入し、総需要を上回る売上数量達成を目指します。
また、食の「安全・安心」については引き続き最優先課題とし、「おいしさも、安心も、サッポロビールはす べて責任品質」をスローガンに取り組んでいきます。
コスト面においては、原料・資材コストは引き続き上昇することが考えられますが、ビール類の4月からの価 格改定に加え、大阪工場の3月での製造停止を中心とする生産体制の見直し、販売促進費の効率的使用などの企 業内努力により、前年を上回る営業利益の確保を目指していきます。
〔国際酒類事業〕
国際酒類事業では、世界的な原材料価格高騰の影響を受けて売上原価が上昇し、また、サブプライムローン問 題等の影響により、前期に比べて米ドルが日本円及びカナダドルに対して弱含みで推移するものと思われます。 そのような中、事業の中心である北米ビール市場の総需要は横ばいまたは微増になるものと見込まれますが引き 続き、プレミアムカテゴリーにおける強みを活かして同市場における地位を強固なものとします。
カナダ市場においては、スリーマン社が「Sleeman(スリーマン)」、「Unibroue(ユニブルー)」、「Okanagan Spring(オカナガン・スプリング)」といった主力プレミアムブランドのブランド価値の維持・向上のために積 極的なマーケティング投資を実施し、総需要を上回る売上数量達成を目指します。
米国市場においては、サッポロUSA社を核にこれまでのサッポロブランドの展開に加え、今期からはハイエンド 市場向けに「ヱビスビール」の輸出を行い、総需要を上回る売上数量達成を目指します。
各国への輸出および現地生産においては、樽生ビールの積極投入等による売上増を図るとともに、新規地域へ の進出を目指し国際酒類事業の基盤強化と更なる事業発展を図っていきます。
【飲料事業】
飲料事業では、ブランド戦略を当社の強みである素材へのこだわりを活かした高付加価値ブランドの創出を目 指す戦略に転換し、市場における当社の存在意義を確立していきます。商品アイテム数については集中化を図る とともに、特に果汁の潜在力を開拓し、「機能果汁飲料」を新しい価値として提案していきます。
コスト面においては、原料・資材価格の上昇によるコスト増は見込まれますが、営業戦略における収益構造改 革・効率化やローコストオペレーションの徹底を図り、営業利益での改善を目指します。
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
【外食事業】
外食事業では、既存店部門は品質向上による差別化と客単価の向上を図り、5年連続の売上高の対前年増を目 指します。また、新規出店としては4月に超大型店舗である「那須 森のビール園」を開店するほか、首都圏を 中心とした新規出店を行い、売上高の拡大に取り組んでいきます。一方、当期に新規出店により上昇した諸経費 の抑制に努め、収益率の改善を図っていきます。
【不動産事業】
不動産業界は、オフィス賃貸市場を中心に、引き続き安定的に推移すると見込んでいます。
当社不動産事業においては、3月より北海道において地元企業等から資本参加を得た新会社「サッポロ都市開 発(株)」が営業を開始し、また4月からはモルガンスタンレーグループとの恵比寿ガーデンプレイスにおける 業務提携がスタートします。これらを基盤とし、引き続き既存不動産賃貸事業における高稼働率維持・賃料アッ プに取り組むことに加え、外部からの新規物件の取得・開発や既存事業のバリューアップへの取り組みを強化い たします。
(注) 上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績影響を与える不確実な要因に係る本 資料発表日現在における仮定を前提としています。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果 となる可能性があります。
(2)財政状態に関する分析
(a)当期末の資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の総資産は、現金及び預金の減少、受取手形及び売掛金の減少、固定資産臨時償却費や減損 損失の計上による固定資産の減少などによって、前連結会計年度末と比較して277億円減少し、5,618億 円となりました。
負債は、社債が増加したものの、短期借入金及び1年内償還社債の減少、長期借入金の減少によって、前連結 会計年度末と比較して394億円減少し、4,366億円となりました。
純資産は、「新株予約権付社債」の新株予約権の行使に伴い資本金及び資本剰余金が増加したことに加え、利 益剰余金が増加したことにより、前連結会計年度末と比較して116億円増加し、1,251億円となりました。 (b)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、有形固定資産の取得による支出等がありましたが、営業活動 によるキャッシュ・フローでこれを賄い、さらに長期借入金の返済も行っています。結果として、前連結会計年 度に比べ24億円減少し、当連結会計年度には58億円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕
営業活動の結果得られた資金は、306億円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の2億円、 減価償却費による245億円、固定資産臨時償却費65億円、減損損失69億円に加え、売上債権の減少額4 3億円等による増加と、仕入債務の減少額30億円、預り金の減少額31億円等による減少の結果です。
〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕
投資活動の結果使用した資金は、134億円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が 178億円、無形固定資産の取得による支出が20億円ある一方、有形固定資産の売却による収入が72億円、 投資有価証券の売却による収入が28億円あったことによるものです。
〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕
財務活動の結果使用した資金は、195億円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が5 03億円、社債の償還による支出が100億円ある一方、長期借入れによる収入が240億円、社債の発行に よる収入が199億円あったことによるものです。
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(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
平成17年期末 平成18年期末 平成19年期末
自己資本比率(%) 19.8 19.2 22.3
時価ベースの自己資本比率(%) 42.8 43.5 62.8
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%) 652 943 796
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 10.9 9.1 7.2
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としていま す。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主の皆様への適切な利益還元を経営上の重要政策と位置付け、安定した配当の維持を基本とし、業績や 財務状況を勘案して配当をおこなうことを基本的な方針としています。
また、内部留保金につきましては、新たな経営計画に基づき、成長分野への戦略的投資と財務基盤の強化へ充当し、 企業価値の最大化を図ってまいります。
以上の点により、当期の剰余金の配当につきましては、年間配当金を1株につき5円とすることを予定しています。 また、次期の剰余金の配当につきましては、戦略投資及び財務基盤の強化を進めつつ、経営計画の着実な遂行によ る業績の向上を実現し、2円増額の年間7円の配当とする予定です。
当期及び次期の配当(1株当たり:円)
中間 期末 合計
平成19年12月期 - 5.0 5.0
平成20年12月期 - 7.0 7.0
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
2.企業集団の状況
当企業集団は、当社、子会社40社及び関連会社14社で構成されており、事業の系統図及び主要な会社は次のとおりで あります。
サッポロホールディングス㈱(持株会社) 酒 類 事 業 サッポロビール㈱
ビール・発泡酒等、ワイン・洋酒・焼酎等製造・販売 サッポロ・ギネス㈱
* ビール販売
サッポロワイン㈱ ワイン製造・販売
㈱恵比寿ワインマート ワイン・洋酒等販売
㈱楽丸酒造 焼酎製造・販売
サッポロ流通システム㈱ 製品等の運送、
構内作業
㈱サッポロエージェンシー ビール副産物
サッポロエンジニアリング㈱ 京葉ユーティリティ㈱ エネルギー供給
SAPPORO U.S.A.,INC.
得 意 先 ワイン・洋酒等 販売
健康食品等 販売
設備の設計・管理
飲料事業
*
SLEEMAN BREWERIES LTD.
サッポロインタ
ーナショナル㈱
SILVER 2501 CANADA INC
ビール販売
ビール 製造・販売 ビール製造・販売
外食事業不動産事業
サッポロ飲料㈱
ステラビバレッジサービス㈱
ユニバースフーズ㈱
㈱サッポロライオン
㈱ニュー三幸
㈱新星苑
*
製品等の運送
恵比寿ガーデンプレイス㈱
エネルギー供給
*
不動産賃貸 飲食店経営 飲料水 製造・販売
飲料水販売 飲料水製造・販売
不動産賃貸
不動産賃貸
飲料水製造・販売
ビール・ワイン 等製造・販売
菓子等の 製造・販売 ビール製造・
販売
ビール販売
連結子会社 関連会社
* 持分法適用会社
㈱東京エネルギーサービス
㈱横浜恵和ビルディング
不動産賃貸
㈱ザ・クラブ・アット・エビスガーデン
*
スポーツ施設経営
㈱サッポロスポーツプラザ
スポーツ施設経営 設備の設計・管理
※『SLEEMAN BREWERIES LTD.』には、SLEEMAN BREWERIES LTD.など、主にカナダを拠点とする連結子会社11社で構成 されております。
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
3.経営方針
(1)会社の経営の基本方針
サッポログループでは、「潤いを創造し、豊かさに貢献する」を経営理念に掲げ、「ステークホルダーの信頼を高 める誠実な企業活動を実践し、持続的な企業価値の向上を目指す」ことを経営の基本方針として、企業活動を実践し てまいります。
(2)目標とする経営指標
「サッポログループ新経営構想」での目標点である平成28年(2016年)での経営目標は以下の通りです。
・連結売上高 6,000億円 (参考)平成19年: 4,490億円
・連結営業利益 400億円 (参考)平成19年: 123億円
・D/Eレシオ 1倍程度 (参考)平成19年: 1.7倍
・ROE 8%以上 (参考)平成19年: 4.6%
(3)中長期的な会社の経営戦略
サッポログループは、グループ創業140周年にあたる平成28年(2016年)を目標地点とした「サッポログ ループ新経営構想」を、昨年10月に発表しました。
「サッポログループ新経営構想」では、グループが保有する資産や強みを活かした事業展開を行うため、「食品価 値創造事業」「快適空間創造事業」を事業ドメインとします。この事業ドメインの中で、更なる成長と収益向上を図 るとともに、新たなビジネスチャンスを見出し、グループの次代の成長を支える新規事業創出を図ります。
また、成長へのグループ戦略として、高付加価値商品・サービスの創造、戦略的提携の実施、国際化の推進、グルー プシナジーの拡大などを実行していきます。
今後、「サッポログループ新経営構想」に則り、長期的な目標を見据えた堅実な経営を実践するとともに、経営資 源配分見直しや戦略的投資などにより競争力を高める“攻めの経営”を推し進め、グループの企業価値向上を目指し てまいります。
(4)会社の対処すべき課題
「サッポログループ新経営構想」における基本的な戦略課題は次の通りです。 (a)成長へのグループ戦略
① 高付加価値商品・サービスの創造
それぞれの事業において、最も競争力がある分野に経営資源を集中し、資本効率の最大化を図ると共に、継 続的な市場優位性を構築します。グループ共通価値を「お客様に共感いただける価値ある商品・サービスの提 供」に置き、「高付加価値」を創造します。
② 戦略的提携の実施
事業の競争優位性をスピーディかつ大規模に構築していくために、グループ企業単独での事業運営にこだわ らず、当グループが保有する強みの拡大や機能の補完、ノウハウの取得などができる有力なパートナーとの戦 略的提携を推進します。
③ 国際展開の推進
酒類のみならず飲料・食品の事業分野で、海外市場における事業展開を図ります。保有する技術力や業務提 携などを活かし、海外市場でのブランド構築を目指した取り組みを進めます。
④ グループシナジーの拡大
グループ企業や組織の枠組みにとらわれない柔軟な連携・協働を進め、事業相互間での更なるシナジーを追 求します。事業戦略でのシナジー、オペレーションシナジーの2つの側面で捉え、その最大化を目指します。
(b)グループ価値向上への全体戦略
① CSR戦略
CSR経営を「グループの持続的な発展を支える重要な戦略」のひとつとして位置づけ、「サッポログルー プのCSR方針」に基づくCSR経営の意義・目的・内容について、グループ内での継続的な理解促進と定着 を進め、事業展開に応じた具体的施策を実施します。
② コーポレートガバナンス
グループガバナンス体制構築の基本方針に基づき、グループ全体の継続的な企業価値向上を目指し、経営の 透明性向上と、目標達成に向けた経営監視機能の強化を図ります。
グループガバナンスの基盤となる内部統制の新たなシステムを構築し、組織内に浸透させます。
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
③ 人財戦略
価値創造を担いうる人財を育成するため、グループ内外での人財交流やキャリア形成支援を実施します。 価値創造へ向け、意欲に溢れ、活き活きとした組織を形成するため、身につけた能力を発揮・実感できる場 を提供します。
④ 財務戦略
事業ドメインおよび基本戦略を踏まえ、今後成長が見込まれる分野へ戦略投資を実施します。
今後の事業活動を支え、将来の金利変動等の環境変化に対応できる強固な財務基盤を実現するために、市場 での評価向上を目指し、金融負債の削減と自己資本の拡充を進めます。
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
4.連結財務諸表
(1)連結貸借対照表
前連結会計年度
(平成18年12月31日)
当連結会計年度
(平成19年12月31日)
対前年比
区分
注記 番号
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
増減 (百万円)
(資産の部)
Ⅰ 流動資産
1 現金及び預金 8,916 6,511 △2,404
2 受取手形及び売掛金 ※2 73,615 69,685 △3,930
3 有価証券 62 13 △49
4 たな卸資産 24,403 24,041 △361
5 繰延税金資産 2,068 2,290 222
6 未収法人税等 45 133 87
7 その他 19,084 15,317 △3,766
8 貸倒引当金 △224 △275 △51
流動資産合計 127,972 21.7 117,717 21.0 △10,254
Ⅱ 固定資産 (1)有形固定資産
1 建物及び構築物 ※3 402,617 399,169
減価償却累計額 △181,947 220,669 △192,925 206,244 △14,425 2 機械装置及び運搬具 ※4 212,681 209,050
減価償却累計額 △157,171 55,510 △157,096 51,954 △3,556
3 土地 ※3 71,332 71,153 △179
4 建設仮勘定 4,442 4,694 252
5 その他 21,982 21,723
減価償却累計額 △17,209 4,772 △17,265 4,458 △314 有形固定資産合計 356,727 60.5 338,504 60.2 △18,223 (2)無形固定資産
1 のれん - 27,614 27,614
2 営業権 9,899 - △9,899
3 その他 ※6 23,450 5,754 △17,695
無形固定資産合計 33,349 5.7 33,368 5.9 18
(3)投資その他の資産 1 投資有価証券
※1
※4
42,082 37,393 △4,689
2 長期貸付金 10,450 10,229 △221
3 繰延税金資産 1,675 7,541 5,866
4 その他
※1
※4
19,940 19,339 △601
5 貸倒引当金 △2,602 △2,235 366
投資その他の資産合計 71,547 12.1 72,267 12.9 720 固定資産合計 461,624 78.3 444,141 79.0 △17,483 資産合計 ※4 589,597 100.0 561,858 100.0 △27,738
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
前連結会計年度
(平成18年12月31日)
当連結会計年度
(平成19年12月31日)
対前年比
区分
注記 番号
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
増減 (百万円)
(負債の部)
Ⅰ 流動負債
1 支払手形及び買掛金 ※2 28,929 26,121 △2,808
2 短期借入金及び1年内 償還社債
※4 104,007 64,415 △39,592
3 未払酒税 38,276 38,140 △136
4 未払法人税等 1,525 2,749 1,223
5 賞与引当金 764 1,056 292
6 繰延税金負債 ― 0 0
7 預り金 52,147 48,725 △3,422
8 その他 43,233 42,292 △940
流動負債合計 268,885 45.6 223,501 39.8 △45,384
Ⅱ 固定負債
1 社債 49,720 69,710 19,990
2 長期借入金 ※4 82,305 74,339 △7,966
3 繰延税金負債 9,984 6,182 △3,802
4 退職給付引当金 16,301 15,135 △1,166
5 役員退職慰労引当金 118 115 △2
6 受入保証金 33,657 31,903 △1,753
7 その他 15,128 15,782 653
固定負債合計 207,216 35.2 213,168 37.9 5,952 負債合計 476,101 80.8 436,669 77.7 △39,432
(純資産の部)
Ⅰ 株主資本
1 資本金 50,066 8.5 53,886 9.6 3,820
2 資本剰余金 42,484 7.2 46,310 8.2 3,825
3 利益剰余金 10,472 1.8 14,292 2.5 3,820
4 自己株式 △571 △0.1 △848 △0.1 △277
株主資本合計 102,451 17.4 113,641 20.2 11,189
Ⅱ 評価・換算差額等 1 その他有価証券評価差
額金
11,318 1.9 9,640 1.7 △1,677
2 為替換算調整勘定 △276 △0.1 1,853 0.4 2,129
評価・換算差額等合計 11,041 1.8 11,493 2.1 452
Ⅲ 少数株主持分 2 0.0 53 0.0 51
純資産合計 113,495 19.2 125,189 22.3 11,693 負債純資産合計 589,597 100.0 561,858 100.0 △27,738
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信 (2)連結損益計算書
前連結会計年度
(自 平成18年1月1日 至 平成18年12月31日)
当連結会計年度
(自 平成19年1月1日 至 平成19年12月31日)
対前年比
区分
注記 番号
金額(百万円)
百分比
(%)
金額(百万円)
百分比
(%)
増減 (百万円)
Ⅰ 売上高 435,090 100.0 449,011 100.0 13,921
Ⅱ 売上原価 ※1 300,121 69.0 305,078 67.9 4,956 売上総利益 134,968 31.0 143,933 32.1 8,964
Ⅲ 販売費及び一般管理費
1 販売奨励金及び手数料 36,837 35,862
2 広告宣伝費 18,832 17,371
3 貸倒引当金繰入額 24 -
4 給料手当 16,964 19,973
5 賞与引当金繰入額 441 688
6 退職給付費用 2,808 2,869
7 その他 ※1 50,446 126,355 29.0 54,805 131,570 29.3 5,215
営業利益 8,612 2.0 12,362 2.8 3,749
Ⅳ 営業外収益
1 受取利息 398 431
2 受取配当金 516 594
3 受取賃貸料 383 387
4 為替差益 - 304
5 ギフト券損益 211 -
6 その他 885 2,396 0.5 587 2,306 0.5 △89
Ⅴ 営業外費用
1 支払利息 3,041 4,280
2 たな卸資産廃棄損 951 858
3 持分法による投資損失 49 132
4 その他 1,109 5,151 1.2 1,280 6,550 1.5 1,399
経常利益 5,857 1.3 8,118 1.8 2,261
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
前連結会計年度
(自 平成18年1月1日 至 平成18年12月31日)
当連結会計年度
(自 平成19年1月1日 至 平成19年12月31日)
対前年比
区分
注記 番号
金額(百万円)
百分比
(%)
金額(百万円)
百分比
(%)
増減 (百万円)
Ⅵ 特別利益
1 固定資産売却益 ※2 69 6,769
2 投資有価証券売却益 2,221 766
3 貸倒引当金戻入益 66 27
4 関係会社株式売却益 101 -
5 自動販売機補助金収入 88 32
6 過年度固定資産売却益 修正額
※6 95 2,642 0.6 - 7,596 1.7 4,953
Ⅶ 特別損失
1 固定資産除却損 ※3 2,519 1,300
2 減損損失 ※7 1,785 6,939
3 固定資産臨時償却費 ※4 ― 6,583
4 のれん償却額 ※5 ― 276
5 投資有価証券評価損等 217 4,522 1.0 393 15,493 3.5 10,970 税金等調整前当期純利
益
3,977 0.9 221 0.0 △3,756 法人税、住民税及び事
業税
1,728 3,040
過年度法人税等 ― 308
法人税等調整額 △86 1,641 0.4 △8,634 △5,285 △1.2 △6,927
少数株主損失 2 0.0 1 0.0 △0
当期純利益 2,338 0.5 5,508 1.2 3,170
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信 (3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 平成18年1月1日 至 平成18年12月31日) 株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
平成17年12月31日 残高
(百万円)
46,595 39,010 9,962 △461 95,107
当連結会計年度中の変動額
新株の発行 3,470 3,470 6,940
剰余金の配当(注) △1,826 △1,826
新規連結による減少高 △1 △1
当期純利益 2,338 2,338
自己株式の取得 △117 △117
自己株式の処分 4 6 11
株主資本以外の項目の当連結会計 年度中の変動額(純額) 当連結会計年度中の変動額合計
(百万円)
3,470 3,474 509 △110 7,344
平成18年12月31日 残高
(百万円)
50,066 42,484 10,472 △571 102,451
評価・換算差額等
少数株主持分 純資産合計 その他有価証券評価
差額金
為替換算調整勘定
評価・換算差額等合 計
平成17年12月31日 残高
(百万円)
16,502 △198 16,303 ― 111,410
当連結会計年度中の変動額
新株の発行 6,940
剰余金の配当(注) △1,826
新規連結による減少高 △1
当期純利益 2,338
自己株式の取得 △117
自己株式の処分 11
株主資本以外の項目の当連結会計 年度中の変動額(純額)
△5,184 △77 △5,261 2 △5,259
当連結会計年度中の変動額合計
(百万円)
△5,184 △77 △5,261 2 2,084
平成18年12月31日 残高
(百万円)
11,318 △276 11,041 2 113,495
(注)平成18年3月の定時株主総会における利益処分項目であります。
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信 当連結会計年度(自 平成19年1月1日 至 平成19年12月31日)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
平成18年12月31日 残高
(百万円)
50,066 42,484 10,472 △571 102,451 当連結会計年度中の変動額
新株の発行 3,820 3,820 7,640
剰余金の配当 △1,890 △1,890
新規連結による増加高 202 202
当期純利益 5,508 5,508
自己株式の取得 △284 △284
自己株式の処分 5 7 12
株主資本以外の項目の当連結会計 年度中の変動額(純額) 当連結会計年度中の変動額合計
(百万円)
3,820 3,825 3,820 △277 11,189
平成19年12月31日 残高
(百万円)
53,886 46,310 14,292 △848 113,641
評価・換算差額等
少数株主持分 純資産合計 その他有価証券評価
差額金
為替換算調整勘定
評価・換算差額等合 計
平成18年12月31日 残高
(百万円)
11,318 △276 11,041 2 113,495
当連結会計年度中の変動額
新株の発行 7,640
剰余金の配当 △1,890
新規連結による増加高 202
当期純利益 5,508
自己株式の取得 △284
自己株式の処分 12
株主資本以外の項目の当連結会計 年度中の変動額(純額)
△1,677 2,129 452 51 503
当連結会計年度中の変動額合計
(百万円)
△1,677 2,129 452 51 11,693
平成19年12月31日 残高
(百万円)
9,640 1,853 11,493 53 125,189
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信 (4)連結キャッシュ・フロー計算書
前連結会計年度
(自 平成18年1月1日 至 平成18年12月31日)
当連結会計年度
(自 平成19年1月1日 至 平成19年12月31日)
区分
注記 番号
金額(百万円) 金額(百万円)
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
1 税金等調整前当期純利益 3,977 221
2 減価償却費 21,929 24,526
3 固定資産臨時償却費 ― 6,583
4 減損損失 1,785 6,939
5 のれん償却費 ― 869
6 のれん償却額 ― 276
7 退職給付引当金の減少額 △893 △1,166
8 貸倒引当金の減少額 △273 △295
9 受取利息及び受取配当金 △915 △1,026
10 支払利息 3,041 4,280
11 有形固定資産売却益 △69 △6,769
12 有形固定資産売却除却損 2,519 1,300
13 投資有価証券売却益 △2,221 △766
14 投資有価証券評価損等 217 393
15 関係会社株式売却益 △101 ―
16 売上債権の減少額 1,655 4,387
17 たな卸資産の減少額 620 777
18 仕入債務の減少額 △5,264 △3,015
19 未払酒税の減少額 △514 △207
20 預り金の増減額(減少:△) 5,237 △3,159
21 その他流動負債の増減額(減少:△) △1,874 327
22 その他 124 1,810
小計 28,981 36,288
23 利息及び配当金の受取額 882 991
24 利息の支払額 △3,152 △4,237
25 法人税等の支払額 △408 △2,350
26 法人税等の還付額 2,285 ―
営業活動によるキャッシュ・フロー 28,588 30,690
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
前連結会計年度
(自 平成18年1月1日 至 平成18年12月31日)
当連結会計年度
(自 平成19年1月1日 至 平成19年12月31日) 区分
注記 番号
金額(百万円) 金額(百万円)
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
1 定期預金の預入による支出 △1,253 △629
2 定期預金の払戻による収入 1,238 607
3 投資有価証券の取得による支出 △947 △250
4 投資有価証券の売却による収入 2,776 2,804
5 関係会社株式の取得による支出 △894 △87
6 連結範囲の変更を伴う子会社株式の 取得による支出(純額)
※3 △31,176 ―
7 有形固定資産の取得による支出 △18,516 △17,815
8 有形固定資産の売却による収入 69 7,206
9 無形固定資産の取得による支出 △3,299 △2,067
10 長期貸付金の実行による支出 △29 △74
11 長期貸付金の回収による収入 499 414
12 その他 △2,882 △3,601
投資活動によるキャッシュ・フロー △54,414 △13,495
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
1 短期借入金の増減額(減少:△) 30,526 △4,999
2 長期借入れによる収入 9,200 24,001
3 長期借入金の返済による支出 △48,321 △50,335
4 社債の発行による収入 29,885 19,925
5 社債の償還による支出 △10,000 △10,000
6 コマーシャルペーパーの増加額 ― 4,000
7 配当金の支払額 △1,831 △1,888
8 自己株式の取得による支出 △117 △284
9 自己株式の売却による収入 11 12
財務活動によるキャッシュ・フロー 9,351 △19,568
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 7 △43
Ⅴ 現金及び現金同等物の減少額 △16,466 △2,416
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 24,748 8,282
Ⅶ 新規連結に伴う現金及び現金同等物の 増加額
0 15
Ⅷ 現金及び現金同等物の期末残高 ※1 8,282 5,881
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
前連結会計年度
(自 平成18年1月1日 至 平成18年12月31日)
当連結会計年度
(自 平成19年1月1日 至 平成19年12月31日) 1 連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社
連結子会社の数 28社
主要な連結子会社名は、「企業集団の状況」に記 載しているため省略いたしました。
1 連結の範囲に関する事項 (1)連結子会社
連結子会社の数 32社
主要な連結子会社名は、「企業集団の状況」に記 載しているため省略いたしました。
(新規設立による増加 2社) ステラビバレッジサービス㈱ Silver 2501 Canada Inc.
(株式取得による増加 12社)
㈱楽丸酒造
Silver 2501 Canada Inc.の子会社(Sleeman Breweries Ltd.ほか10社)
(重要性が増したことによる増加 1社) サッポロインターナショナル㈱
(株式売却による減少 1社)
㈱サッポロフローリスト
なお、Silver 2501 Canada Inc.とその子会社11 社及びサッポロインターナショナル㈱については平 成18年12月31日を、㈱楽丸酒造については平成18年 6月30日を、みなし取得日として連結の範囲に含め ております。
(新規設立による増加 3社) スターネット㈱
サッポロプロアシスト㈱ サッポロ都市開発㈱
(重要性が増したことによる増加 1社)
㈱横浜恵和ビルディング
(2)非連結子会社
㈱サッポロエネルギーサービスほか
非連結子会社の合計の総資産、売上高、当期純損 益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合 う額)は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及 ぼしておりません。
(2)非連結子会社
同左
2 持分法の適用に関する事項 (1)持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の数 5社
持分法適用会社名は、「企業集団の状況」に記載 しているため省略いたしました。
(株式取得による増加 1社) ユニバースフーズ㈱
なお、ユニバースフーズ㈱については平成18年7 月1日をみなし取得日として持分法を適用しており ます。
2 持分法の適用に関する事項 (1)持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の数 5社
持分法適用会社名は、「企業集団の状況」に記載 しているため省略いたしました。
(2)持分法非適用会社
持分法を適用していない非連結子会社、㈱サッポロ エネルギーサービスほか、及び関連会社、㈱さいたま アリーナほかの当期純損益及び利益剰余金に及ぼす影 響は軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、 これらの会社に対する投資については持分法を適用せ ず、原価法により評価しております。
(2)持分法非適用会社 同左
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日と連結決算日は一致しております。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項 同左
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
前連結会計年度
(自 平成18年1月1日 至 平成18年12月31日)
当連結会計年度
(自 平成19年1月1日 至 平成19年12月31日) 4 会計処理基準に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
① たな卸資産
4 会計処理基準に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
① たな卸資産 商品、製品、半製品、
原材料(大麦、麦芽、 びん、箱等)及び販売 用貯蔵品
……主として総平均法に 基づく原価法
販売用不動産………個別法に基づく原価 法
製造用貯蔵品………最終仕入原価法
商品、製品、半製品、 原材料(大麦、麦芽、 びん、箱等)及び販売 用貯蔵品
……同左
販売用不動産………同左 製造用貯蔵品………同左
② 有価証券
満期保有目的の債券…………償却原価法
② 有価証券
満期保有目的の債券…………同左 その他有価証券
時価のあるもの
……連結決算日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処 理し、売却原価は移動平均法により算定 しております。)
その他有価証券 時価のあるもの
……同左
時価のないもの
……移動平均法に基づく原価法
時価のないもの………同左
③ デリバティブ………時価法 ③ デリバティブ………同左 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
定率法を採用しております。ただし、北海道工場、 昭和63年1月以降新規取得の賃貸用資産、恵比寿 ガーデンプレイス、サッポロファクトリー、平成10 年4月1日以降取得の「建物」(建物附属設備を除 く)、新九州工場、尾島工場は、定額法を採用して おります。
なお、主な耐用年数は以下の通りであります。 建物及び構築物 2~65年 機械装置及び運搬具 2~17年
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
定率法を採用しております。ただし、北海道工場、 昭和63年1月以降新規取得の賃貸用資産、恵比寿 ガーデンプレイス、サッポロファクトリー、平成10 年4月1日以降取得の「建物」(建物附属設備を除 く)、新九州工場、群馬工場和酒製造設備、那須工 場は、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下の通りであります。 建物及び構築物 2~65年 機械装置及び運搬具 2~17年
② 無形固定資産
定額法を採用しております。なお、営業権につい ては5年間均等償却によっております。また、ソフ トウェア(自社利用)については、社内における利 用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しており ます。
② 無形固定資産
定額法を採用しております。なお、ソフトウェア
(自社利用)については、社内における利用可能期 間(5年)に基づく定額法を採用しております。
(3)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権 については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定 の債権については個別に回収可能性を検討し、回収 不能見込額を計上しております。
(3)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
同左
② 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、 将来の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属す る部分の金額を計上しております。
② 賞与引当金
同左
サッポロホールディングス㈱ 成 19 月期 決算短信
前連結会計年度
(自 平成18年1月1日 至 平成18年12月31日)
当連結会計年度
(自 平成19年1月1日 至 平成19年12月31日)
③ 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度 末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基 づき、当連結会計年度末において発生していると認 められる額を計上しております。
なお、会計基準変更時差異については、15年によ る按分額を費用処理しております。
過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存 勤務期間以内の一定の年数(11年~15年)による定 額法により償却しております。
数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均 残存勤務期間以内の一定の年数(10年~15年)によ る定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結 会計年度から償却しております。
③ 退職給付引当金 同左
④ 役員退職慰労引当金
役員については、退職金の支給に備えるため会社 内規による必要額の100%を計上しております。 なお、当社及び主要な子会社については、平成16 年3月に役員退職慰労金制度を廃止したことにより 新規の計上はありません。
④ 役員退職慰労引当金 同左
(4)重要な外貨建資産又は負債の本邦通貨への換算基準 外貨建金銭債権債務は連結決算日の直物為替相場に より円貨に換算し、換算差額は損益として処理してお ります。
なお、在外子会社の資産及び負債、収益及び費用は 連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算 差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて 計上しております。
(4)重要な外貨建資産又は負債の本邦通貨への換算基準 同左
(5)重要なリース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる もの以外のファイナンス・リース取引については、通 常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を採用し ております。
(5)重要なリース取引の処理方法 同左